なんだかパッとした文章が書けないけど、文章力がないからなの…?
文章を書くコツを知りたい!
そんな時は、文章の書き方を工夫してみるのがおすすめ。箇条書きを意識すると読みやすい文章になります。
Webライティングに携わる人にとって、文章の読みやすさは非常に重要なポイントです。
「文章を書くのが苦手」
このような人でも、箇条書きを上手く使えるようになると、相手に伝わりやすい文章が書けるようになるでしょう。伝わりやすいく読みやすい文章を書くためには、「箇条書き」がポイントとなります。
この記事で、Webライティングにおける箇条書きのコツを解説するので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
Webライティングでは箇条書きによって読みやすさが変わる
まず覚えていただきたいのが、「Webライティングでは箇条書きによって読み指すさが格段によくなる」ということ。
文章が長く続いてしまうと、読者にとって読みにくい文章となり、情報をうまく伝えることができません。
特にWeb媒体では、紙媒体に比べて「流し読み」されやすいことが特徴です。
読者は自分の知りたい情報部分だけを素早く読みたいので、他の文章はあまり読みません。
そのため、情報がまとまっていない長い文章は、読者にとって敬遠されやすいのです。
- 1文が短くなるため読みやすい
- 情報が伝わりやすくなる
- 文章よりも書きやすくなる
箇条書きにするメリットを、大きく3つにまとめました。
ユーザーは情報を素早くすることができて、書き手も情報をまとめやすくなるため双方にメリットがあるのです。
文章を箇条書きにするべき3つのタイミング
それでは、箇条書きにするタイミングについて解説していきます。
次のポイントで箇条書きにすると、文章が格段に読みやすくなるでしょう。
- 「〜たり」で箇条書きにする
- 「、」で分けられる情報を箇条書きにする
- 「〜や」で分けられる情報を箇条書きにする
それぞれ、詳しく解説していきます。
1.「〜たり」で箇条書きにする
「〜たり」で説明できる文章は、箇条書きにすることで相手に伝わりやすくなります。
例文を用意したので、どちらがより読みやすく伝わりやすいか、比較してみてください。
私は休日に、本を読んだり、音楽を聴いたり、たまに体を動かしたりすることが好きです。
私は休日に、次のようなことをするのが好きです。
- 本を読む
- 音楽を聴く
- たまに体を動かす
箇条書きにすることによって情報をグループ化することができて、内容が伝わりやすく、さらに読みやすい文章になります。
2.「、」で分けられる情報を箇条書きにする
「、(読点)」で分けられる文章を書く場合も、箇条書きにすることによって相手に伝わりやすくなります。
こちらも例文を参考にして、それぞれ比較してみましょう。
私は文章を書く際に、事前にリサーチをして、競合分析をきちんと行い、構成を練ってから記事としてまとめることを意識しています。
私は文章を書く際に、次のことを意識してまとめるようにしています。
- 事前にリサーチ
- 競合分析
- 構成作り
箇条書きにするために、いらない文章を除きましたがしっかりと意味は伝わるはずです。「、」が続くと文章は読みづらくなってしまうため、まとめられる内容はしっかりと箇条書きでまとめましょう。
3.「〜や」で分けられる情報を箇条書きにする
「〜や」を使う場面は、並列的な情報をまとめる時ではないでしょうか。そのような時こそ、箇条書きが役立ちます。
私は旅行で、イタリアやフランスに行くことが夢です。
私は旅行で、下記の国に行くことが夢です。
- イタリア
- フランス
箇条書きにすることで、サクッと読むことができるのではないでしょうか。
箇条書きにする時に気をつけるべき3つのポイント
箇条書きにすることによって伝わりやすい文章になりますが、正しく使うことが大切です。
次の3つのポイントに注意しましょう。
- 短く簡潔にまとめる
- 情報の抽象度を揃える
- 表現方法を揃える
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
短く簡潔にまとめる
箇条書きにする時は、情報を短く簡潔にまとめることが大切です。
文章が長いと、箇条書きのメリットである「情報の伝わりやすさ」を発揮できません。読者も読むのに時間がかかってしまいます。
要点をわかりやすく伝えるためには、なるべくシンプルに情報をまとめるのがポイント。
情報の抽象度を揃える
箇条書きでは、まとめる情報の抽象度を揃える必要があります。抽象度の揃っていない箇条書きは、全体のバランスが悪く相手にうまく情報が伝わりません。
この「抽象度」についてもう少し具体的に解説をします。
次の箇条書きで紹介された内容をみてみましょう。
- 日本
- ロシア
- パリ
- スイス
- ローマ
国名に混ざって、「パリ」や「ローマ」といった都市の名前が紹介されています。
これでは、情報の抽象度が揃っているとは言えません。
好きな国を紹介したい場合であれば、パリは「フランス」、ローマは「イタリア」に直すのが適切でしょう。
このように箇条書きにする際は、各項目の抽象度を揃える必要があることを覚えておきましょう。
表現方法を揃える
これは文章を書く場合に共通していることですが、体言止めや「です・ます調」「だ・である調」などの表現方法を揃える必要があります。
例文を元にご紹介していきます。
- キーワード選定
- リサーチする
- 構成
- 記事を書く
上記の場合だと、言い回しが揃っていないため情報にまとまりがありません。
次のように表現方法を揃えてみましょう。
- キーワード選定
- リサーチ
- 構成
- 記事執筆
表現方法を統一したので、スッキリとまとまりのある文章になりました。
箇条書き活用して文章を書こう
箇条書きをうまく使うことで、簡単に読みやすい文章を書くことができます。
文章を書くのが苦手な人でも、テクニックによって文章力を上げることができるのです。
また、箇条書きは読み手にとっても書き手にとってもメリットがあります。並列的な内容をまとめる場合には、積極的に箇条書きを使ってみましょう。
さらに、文章全体を読みやすくするためには、構成を意識することが大切です。
Webライティングに活用できる構成テンプレートを下記の記事でまとめているので、あわせて参考にして頂けると嬉しいです。