作って終わり、にしない理由
作ったものは、渡した瞬間から使われ始める。本当に大事なのは、作ったあと。COCTOが納品を終わりにしない理由について。
ものを作る仕事は、作って納めたら、終わり。
そう思われがちです。 でも、私たちは、そこを終わりだとは考えていません。
むしろ、作って渡したところが、本当の始まりだと思っています。
今日は、その話をします。
作ったものは、渡してから使われる
当たり前のことですが、大事なことです。
作ったものは、渡した瞬間から、使われ始めます。
Webサイトも、仕組みも、作って完成、ではありません。 そこから、実際に人が使い、動かし、成果が問われていく。
作っている時間より、使われている時間のほうが、ずっと長い。 だとしたら、本当に大事なのは、作ったあとのはずです。
納品は、ゴールではありません。 そこから、作ったものの本当の価値が、試され始めます。
使ってみて、はじめてわかることがある
どんなに考えて作っても、使ってみて、はじめてわかることがあります。
ここが少し使いにくい。 思ったのと、反応が違う。 実際に動かしてみたら、別の課題が見えてきた。
これは、失敗ではありません。 作る前には見えなかったことが、使うことで見えてくる。 それは、自然なことです。
でも、作って終わりにしてしまうと、この「使ってみてわかったこと」が、放置されます。 せっかく見えてきた改善の種が、活かされないまま、埋もれてしまう。
だから、作ったあとに、どうだったかを見る。 そこではじめて、ものは、本当に良くなっていきます。
手放しすぎず、抱え込みすぎず
ただ、勘違いしてほしくないことがあります。
作って終わりにしない、というのは、ずっと抱え込む、という意味ではありません。
理想は、作ったものが、その人の手で、うまく回っていくことです。 私たちがいなければ動かない、という状態は、良くありません。 それは、依存を作っているだけです。
だから、渡すときには、その人が自分で扱えるように、きちんと渡す。 そのうえで、困ったときには、そばにいる。
手放しすぎず、抱え込みすぎず。 その人が自立して使えるように支えながら、必要なときには応える。 そういう距離が、いちばんいいと思っています。
長く付き合うほど、本質が見えてくる
もう一つ、作って終わりにしない理由があります。
長く付き合うほど、その事業の本質が、見えてくるからです。
一度作って終わりなら、わかるのは、その時点のことだけです。 でも、使われていく様子を見続けると、何が効いて、何が効かないかが、はっきりしてくる。 その事業が、本当は何を必要としているかが、時間とともに見えてくる。
その理解があってはじめて、次の一手を、的確に打てます。
作って終わりにしないのは、関係を長く続けたいからではありません。 長く見ることでしか、わからない本質が、あるからです。
COCTOがしていること
COCTOは、作って終わりにする会社ではありません。
作ったものが、実際に使われ、成果を出すまでを見届ける。 使ってみてわかったことを、次に活かす。 その人が自分で扱えるように支えながら、必要なときには、そばにいる。
作ることは、通過点です。 そのあと、そのものが本当に効いていくかどうか。 そこまでを、一緒に見ていきたいと思っています。
作って納めて終わり、という関係を探している方には、他に合うところがあります。 作ったあとまで、一緒に育てていきたい方は、一度お話しできればと思います。