求人票だけでは、伝わらないこと
求人票は、条件を比べるための紙です。応募するかどうかを決めるとき、人が本当に知りたいことは、そこには載りきりません。採用ページに書いておきたいことを、5つにまとめました。
求人を出しているのに、応募が来ない。 来ても、思っていた人と違う。
そういうお話を、よく伺います。 そのとき、私たちが最初に見せていただくのは、求人票ではなく、会社のサイトの「採用情報」のページです。
多くの場合、そこには募集要項だけが載っています。 職種、給与、勤務時間、休日。 求人票と、ほとんど同じ内容です。
求人票は、条件を比べるための紙です。 けれど、人が応募するかどうかを決めるとき、本当に知りたいことは、条件の外側にあります。
今日は、採用ページに書いておきたいことを、5つにまとめます。
1. 一日の流れ
朝は何時に、どこへ行くのか。 午前中は何をして、昼はどう過ごして、何時ごろに帰れるのか。
仕事の中身は、職種の名前だけでは伝わりません。 「施工管理」も「生産管理」も、外から見ると、何をしているのかがわからない。
一日の流れを、時間に沿って書くだけで、読んだ人は自分がそこで働く姿を想像できます。 想像できない仕事に、人は応募しません。
2. 誰と働くのか
一緒に働く人の顔と言葉は、条件と同じくらい大切です。
先輩が、なぜこの会社に入ったのか。 入ってみて、何が思っていたのと違ったのか。 いま、どんなときに手応えを感じるのか。
立派なインタビューでなくて構いません。 二、三人の短い言葉があるだけで、ページの温度が変わります。
3. どう教わるのか
未経験の人がいちばん不安なのは、「自分にできるのか」です。 経験のある人も、「この会社のやり方に、なじめるのか」を気にしています。
入ってすぐは、誰について、何から覚えるのか。 資格の勉強は、会社がどう支えるのか。 一人で任されるまでに、どのくらいかかるのか。
ここを具体的に書いておくと、応募する前の不安が、ひとつ減ります。
4. 忙しさの、本当のところ
書きにくいことこそ、先に書いておくほうがいいと考えています。
忙しい時期はいつなのか。 残業が増えるのは、どんなときか。 現場の仕事で、きついと感じる場面はどこか。
伏せたまま入ってもらうと、入ったあとに「聞いていた話と違う」が起きます。 それは、早く辞めてしまう理由になりやすい形です。 先に書いておけば、納得して入る人だけが来てくれます。
5. 会社が、大事にしていること
最後は、会社の考えです。
どんな仕事を誇りに思っているのか。 どんな人と、どんなふうに働きたいのか。
理念という言葉は硬く聞こえますが、代表の言葉で、短く書けば十分です。 条件ではなく、考えに共感して来てくれた人は、長く一緒に働いてくれます。
立派なページは、いらない
ここまで読んで、大がかりなものを想像された方もいるかもしれません。 けれど、必要なのは1ページです。
写真は、スマホで撮った現場の写真で構いません。 文章は、取材で伺った言葉を整えるだけで、十分に伝わります。
そして、そのページを求人票からつなぐ。 求人票で興味を持った人が、次に開くのは、たいてい会社のサイトです。 そこで「この会社なら」と思えるかどうかが、応募の分かれ目になります。
求人票は、入口です。 採用ページは、決め手になります。
COCTOでは、採用ページを1ページ整えるところから、お手伝いしています。 いまの採用情報が、求職者からどう見えているか気になる方は、無料診断でお伝えします。