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足立昌優 採用ブランディング

採用noteに何を書くか|応募したくなる記事のネタ20個と構成

採用noteが続かない最大の原因は、書く題材がないことです。求人票に収まらない「素の部分」から、そのまま使えるネタ20個と、1本の構成テンプレート、書いてはいけない3つを具体的にまとめました。

採用noteが続かない理由は、文章力ではありません。書く題材が浮かばないからです。

「うちには特別なことなんて何もない」

ご相談で最も多く聞く言葉です。けれど、特別なことは必要ありません。 必要なのは、求人票の枠に収まらなかった部分です。

この記事では、そのまま使えるネタを20個と、1本の構成、そして書いてはいけないことを書きます。

なぜnoteなのか

求人媒体には、文字数の制限と決まった項目があります。同じ枠に収める以上、どこも似た文章になります。

noteには、その制限がありません。書けるはずだったのに書けなかったことを、そのまま書ける場所です。

求人媒体note
文字数制限あり自由
項目決まっている自由
掲載終了後消える残る
伝わるもの条件空気・判断基準

書くネタ20個

「特別なことがない」会社ほど、この一覧から選んでください。

日常を見せる(1〜5)

#ネタなぜ効くか
1ある一日の流れ(地味な時間も含めて)入社後の想像がつく
2使っている道具・ソフト仕事の質感が出る
3職場の写真(整えずに撮る)実際の空気が伝わる
4休憩時間に何をしているか人の距離感が分かる
5繁忙期と閑散期の違い覚悟の材料になる

判断を見せる(6〜11)

#ネタなぜ効くか
6断った仕事と、その理由価値観が最も出る
7値下げをするか・しないか経営姿勢が伝わる
8仕事の受け方の基準合う人が反応する
9意見が割れたとき、どう決めるか組織の性格が出る
10失敗したこと、そこから変えたこと信頼の材料になる
11やめた制度と、その理由実験している姿勢が伝わる

待遇を、正直に見せる(12〜15)

#ネタなぜ効くか
12給与をどう決めているか(金額ではなく考え方)ここを書く会社は少ない
13評価の基準入社後の不安が減る
14残業の実際盛らないほど効く
15できないこと・足りていないもの誠実さが伝わる

人を見せる(16〜20)

#ネタなぜ効くか
16なぜこの仕事を続けているのか経営者の芯が出る
17前職から来た人が、驚いたこと差が客観的に見える
18辞めた人の話(書ける範囲で)誠実さの証明になる
19入社1年目に苦労することミスマッチを防ぐ
20どんな人と働きたくないかフィルターとして最も効く

とくに効くのは、6・10・12・15・20

共通しているのは、書きにくいことです。

断った仕事、失敗、足りていないもの、一緒に働きたくない人。書きにくいことほど、他社が書いていません。 だから差になります。

1本の構成テンプレート

型は、これだけで十分です。

1. 具体的な出来事から入る(2〜3行)
   └ 「先週、こういうことがありました」

2. そのとき何を考えたか
   └ 判断の理由。ここが本体

3. なぜそう考えるのか(背景・経緯)
   └ 抽象度を一段上げる

4. だから、こういう人と働きたい
   └ 押しつけずに、事実として置く

1から始めるのが重要です。 理念や思いから書き始めると、抽象的なまま終わります。

頻度と本数の目安

段階目安
最初の3ヶ月月2本
3〜6ヶ月月2〜4本
6ヶ月以降蓄積を活かして月1〜2本でも可

週1本で始めて3週で止まるより、月2本を半年続けるほうが結果は出ます。 記事は消えないため、本数より継続が効きます。

書いてはいけない3つ

1. 社長の武勇伝

苦労して成功した話は、書き手が思うほど読まれません。 読み手が知りたいのは、過去の成功ではなく、いま自分がそこで働いたらどうなるかです。

失敗と、そこから変えたことのほうが、はるかに効きます。

2. 抽象的な理念だけ

「挑戦」「誠実」「感謝」。単体では何も伝わりません。

その理念が発揮された具体的な場面とセットにしてください。理念を具体に落とす手順は共感を生む採用ストーリーの書き方に書きました。

3. 盛った数字と、整えすぎた文章

整えるほど、求人媒体の原稿に近づきます。

公開前のチェックは一つだけで十分です。この文章、社名を他社に置き換えても成立しないか。 成立するなら、書き直してください。

noteとSNSの使い分け

役割
SNS日々の断片を出す。見つけてもらう入口
note背景と理由を、まとまった長さで書く

SNSだけでは深さが出ず、noteだけでは見つけてもらえません。 SNSで気になった人がnoteで理解を深め、応募に至る。この順路をつくると機能します。

素を見せるという点では、SNSのほうが有利です。 整える前の断片が出せるためです。

誰が書くべきか

最初は経営者から始めてください。

何を大事にしている会社なのかが定まらないうちに社員が書くと、内容がぶれます。経営者が判断の理由を書き、その土台ができてから現場の声を足す。この順番が無理がありません。

社員インタビューを始める規模の目安は採用ブランディングとはに整理しました。

COCTOでできること

採用支援では、取材から構成・編集・継続の伴走までを担当しています。

想いや現場といった一次情報はヒアリングで引き出します。 ネタが浮かばないという段階からご相談いただけます。求人媒体への出稿代行や選考の代行は行っていません。

媒体依存から抜け出す全体の手順は求人媒体にお金をかけても人が来ない理由を、採用課題の全体像は中小企業の採用がうまくいかない理由と解決法をご覧ください。

いまの発信がどう見えているかは、無料診断でお伝えします。

よくある質問

Q 採用noteには何を書けばよいですか?

求人票に収まらない部分です。一日の実際の流れ、うまくいかなかったこと、断った仕事、給与や評価の決め方、使っている道具。制度や福利厚生の紹介から始めると条件比較の土俵に戻るため、まず「誰と、どんな空気の中で働くのか」が伝わる題材を選んでください。

Q どのくらいの頻度で書けばよいですか?

月2本を半年続けるのが、最初の現実的な目標です。週1本で始めて3週で止まるより、月2本を続けるほうが結果は出ます。記事は掲載期間が切れても消えないため、本数より継続が効きます。

Q 文章が上手くないのですが、大丈夫でしょうか?

問題ありません。採用noteで効くのは文章力ではなく具体性です。上手く整った文章より、実際にあった出来事が書かれた荒い文章のほうが伝わります。整えるほど、どこにでもある求人原稿に近づいていきます。

Q 社長が書くべきですか、社員が書くべきですか?

両方あると理想的です。経営者は判断の理由を、現場は日々の実際を書けます。ただし最初は経営者から始めてください。何を大事にしている会社なのかが定まらないと、社員が書く内容もぶれます。

Q noteとSNSは、どう使い分けますか?

noteは背景や理由をまとまった長さで書く場所、SNSは日々の断片を出す場所です。SNSで気になった人がnoteで理解を深め、応募に至るという順路をつくると機能します。SNSだけでは深さが出ず、noteだけでは見つけてもらえません。

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